入居準備

一人暮らし入居初日にやることリスト|時系列で分かる完全ガイド【チェックリスト付】

一人暮らし入居初日にやることリスト|時系列で分かる完全ガイド【チェックリスト付】

鍵を受け取り、ドアを開けて、新しい部屋に足を踏み入れる——その瞬間、「やっと一人暮らしが始まった」と実感しますよね。

けれど同時に、「何から手をつけたらいいんだろう?」「まず片付け?それとも買い出し?」と、少しソワソワするのも自然なことです。

入居初日は、これからの暮らしの”スタートライン”。完璧を目指さなくて大丈夫。最低限のことだけ、落ち着いて進めればOKです。

この記事では、はじめての一人暮らしに向けて、入居初日にやること・揃えるものを時系列で整理しました。

新しい生活が、安心と楽しさで満ちたスタートになりますように。

【STEP 1】荷物を運ぶ前に|部屋の状態をチェックする

引越し業者が到着する前、または荷物を運び込む前に、まずは空の部屋をゆっくり見て回りましょう。ここで部屋の”素の状態”を把握しておくことが、後々のトラブル回避につながります。

チェックすべき3つのポイント

1. 破損や汚れがないか
壁の傷、床のシミ、窓ガラスのひび割れなど、入居前からある不具合は写真を撮っておくと安心です。退去時のトラブル防止になります。

2. 電気・水道・ガスが使えるか
照明のスイッチ、水道の蛇口、ガスコンロ(ある場合)を一通り確認。特にガスは開栓立ち会いが必要な場合があるので、事前に手配を済ませておきましょう。

3. 収納とコンセントの場所を把握する
クローゼットの広さ、コンセントの位置と数を確認しておくと、家具配置がスムーズになります。

合言葉は「整える前に、環境を知る」

【STEP 2】最優先で整える|ライフラインの確保

生活のベースになるものは、できるだけ最初にセットします。これがあるだけで「ここで暮らせる」という安心感が生まれます。

まず設置すべき3つ

照明を取り付ける
賃貸では照明が付いていない物件が多数。真っ暗な部屋で夜を過ごすことにならないよう、LEDシーリングライトを最初に設置しましょう。

カーテンを取り付ける
防犯とプライバシー保護のため、入居初日から必須です。外から室内が見えない状態にすることで、初めて「自分の空間」として落ち着けます。

Wi-Fiルーターを設置(できれば)
スマホで情報を調べたり、音楽を聴いたり。ネット環境があると初日の孤独感が和らぎます。工事が必要な場合は後日でもOK。

【STEP 3】簡単に掃除する|動線と寝る場所を確保

引越し作業でホコリが舞うので、荷物を置く前にサッと掃除しておくと気持ちよくスタートできます。

初日の掃除はこれだけ

  • フロアワイパーで床を一拭き
  • 粘着コロコロで細かいゴミを取る
  • 水回り(トイレ・洗面台)を軽く拭く

完璧に片付けなくて大丈夫。“動線と寝る場所を作る”、それが初日のゴールです。

本格的な掃除は、生活に慣れてからゆっくりやれば十分。今日は「最低限快適に過ごせる状態」を目指しましょう。

【STEP 4】水回りを整える|翌朝の準備まで考える

夜のシャワー、翌朝の顔洗い——日常のリズムを崩さないことが、新生活の安定につながります。

最低限そろえておきたいもの

  • シャンプー・ボディソープ
  • 歯ブラシ・歯磨き粉
  • タオル2〜3枚(フェイスタオルが便利)
  • トイレットペーパー

プチアドバイス:バスタオルは後からでもOK。フェイスタオルは乾きやすく、初日は何かと使い勝手がいいです。

【STEP 5】寝る準備をする|疲れた体を休める場所を

新しい部屋で迎える最初の夜。寝具さえ整っていれば、引越しの疲れもゆっくり癒せます。

眠るために必要なもの

  • マットレス or 敷布団
  • 掛け布団 or ブランケット

ベッドフレームや大きな家具は後日でOK。まずは身体を休める場所を確保することが最優先です。

「眠れる環境」があると、翌日の動きが格段に楽になります。

【STEP 6】必要最低限の買い出し|今日は”生きるだけ”でいい

もし足りないものがあれば、コンビニや近くのスーパーで補えます。初日の買い物は少なめで大丈夫。

初日に買っておくと安心なもの

  • 飲み水(ペットボトル2L)
  • 軽食(パンやおにぎりでOK)
  • トイレットペーパー(予備も含めて2ロール)
  • 掃除シート or コロコロ

調理は翌日からでも大丈夫。“今日は生きるだけ”でいいんです。

無理に自炊しようとせず、コンビニ弁当やテイクアウトで乗り切るのも立派な選択です。

【STEP 7】「ここで暮らす」を感じる時間をつくる

ひと息ついたら、部屋の匂いや光、静けさを感じてみてください。

荷物を全部開けなくていい。家具を置き切らなくてもいい。

カーテンを閉めて、照明をつけて、温かい飲み物を飲めたら、それで十分です。

少しずつ、自分のペースで家になじんでいけばいい。

初日は、暮らしを整えるより、心を落ち着ける日。

入居初日の理想スケジュール(例)

時間帯 やること
午前 鍵受け取り → 部屋確認 → ライフライン確認
簡単な掃除 → 照明・カーテン設置 → 寝る場所確保
夕方 必要最低限の買い物 → 水回り準備
シャワー → 軽い食事 → リラックス → 早めに就寝 🌙

完璧じゃない一日でOK。ここから暮らしが始まります。

入居初日に”やらなくていいこと”リスト

焦って全部やろうとすると、疲れてしまいます。以下は後日でも十分間に合うことなので、無理に初日に済ませなくて大丈夫です。

  • 荷物を全部開梱する
    → 必要なものだけ出して、残りは翌日以降に
  • 家具を完璧に配置する
    → 暮らしながら最適な位置を見つけるほうが失敗しません
  • 近所への挨拶回り
    → 落ち着いてからで十分(集合住宅では省略する人も多い)
  • 大量の買い物
    → 何が必要かは生活しながら分かってきます

まとめ|初日の目標は「安心して眠れること」

引越しは体も心も使います。無理に片付けなくても、家具がなくても、今日できることだけやれば十分です。

入居初日に達成すべきこと

  • 照明とカーテンを設置する
  • 寝る場所を確保する
  • 水回りが使える状態にする
  • 最低限の食料・日用品を用意する

安心して眠れる環境を作れたら、それが“成功の初日”です。


明日から、ゆっくり整えていきましょう。
あなたのペースで大丈夫です。

新しい暮らしに、ようこそ。